「最近、急に物忘れがひどくなった」
「つじつまの合わないことを言い、感情を爆発させることが増えた……」
ご家族のそんな姿を見て、「いよいよ認知症が進んでしまった」と肩を落としていませんか?
しかし、諦めるのはまだ早いです。
実は、認知症の症状だと思われていた「怒り」「混乱」「徘徊」の多くが、実は単なる「深刻な水分不足」が原因であるケースが非常に多いのです。
私たちリコケア コナーズが、気仙沼でのリハビリにおいて真っ先に取り組むのが「1日1.5リットルの水分摂取」です。
なぜ薬よりも先に「水」なのか?
その驚きの理由と、現場で培った飲ませ方のコツをお伝えします。
なぜ、水を飲むだけで症状が落ち着くのか?

「水なんて、ただの飲み物でしょ?」と思われるかもしれません。
しかし、脳にとって水は「ガソリン」と同じです。
「脳のゴミ」を洗い流す循環を作る
アルツハイマー型認知症の原因物質とされる「アミロイドβ」などの老廃物を排出するには、十分な血流が必要です。
体内の水分が足りないと血液がドロドロになり、脳に栄養が届かないばかりか、ゴミが溜まり続ける一方になってしまいます。
1.5Lの水を飲むことは、脳のクレンジング機能を正常化させることに直結します。
脳の80%は水分でできている
人間の体は約60%が水分ですが、こと「脳」に限っては約80%が水分です。わずか1〜2%の水分が不足するだけで、脳のパフォーマンスは著しく低下します。高齢者の場合、この「軽い脱水」が原因で、意識がぼーっとしたり(意識レベルの低下)、場所や時間がわからなくなったりする症状が引き起こされるのです。
「1.5リットル」という数字の正体
「高齢だから、そんなに飲まなくてもいいのでは?」という声をよく耳にします。
しかし、私たちはあえて「1日1.5L以上」を推奨しています。
人間は、尿や便、そして吐く息や汗(不感蒸泄)によって、1日に約2.3Lから2.5Lの水分を失います。
食事から摂取できる水分(約1.0L)を差し引くと、どうしても1.3〜1.5Lを飲み物から補給しなければ、体の収支はマイナスになってしまうのです。
特に、認知症改善を目指す「攻めのリハビリ」においては、脳の代謝を最大化するためにこの「1.5L」が絶対的なボーダーラインとなります。
遠距離介護で「ちゃんとお茶を飲んでいるか心配」という方は、電気ポットを使うと通知が届くような「見守りサービス」を活用するのも一つの手です。
離れていても、水分摂取のリズムを見守ることができます。
【気仙沼】親の認知症・一人暮らしが心配なあなたへ。遠距離介護の限界を突破する「見守りサービス」と選び方のコツ
【現場発】「飲んでくれない」を解決する3つのステップ

理屈はわかっても、「本人が拒否して飲んでくれない」のが一番の悩みですよね。
気仙沼の現場でも実践している、無理のない進め方を紹介します。
ステップ1:「喉が渇いたら」は遅すぎる
高齢になると喉の渇きを感じるセンサーが鈍くなります。
「飲みたくなったら教えて」ではなく、「1時間おきに50ml」という時間割を決めてしまいましょう。
おちょこ1杯分程度の「ちょこちょこ飲み」なら、負担感なく進められます。
ステップ2:気仙沼の「お茶習慣」を見直す
宮城、特に気仙沼の方は「お茶っこ」が大好きです。
しかし、緑茶やコーヒーに含まれるカフェインには利尿作用があり、飲んだ以上の水分を外に出してしまうことも。
まずは、お茶の半分を「真水」や、ノンカフェインの麦茶、ルイボスティーに置き換えることから始めてください。
ステップ3:道具と環境を工夫する
「飲みなさい」という言葉は、ご本人にとってストレスになります。
ご家族も一緒に「乾杯!」と楽しみながら飲む このように「習慣化」ではなく「生活の一部」に溶け込ませることが成功の秘訣です。
お気に入りの湯呑みや、倒しても安心なストロー付きカップを使う
手の届く範囲に常に飲み物を置いておく
もし、むせ込みがひどく食事もままならない場合は、嚥下(えんげ)障害の可能性があります。
自己判断せず、一度専門医に診てもらいましょう。
車椅子での通院が必要な場合は、市内の介護タクシー情報を参考にしてください。
【気仙沼】介護タクシー料金と賢い通院術|ケアマネが教える本音
専門士・ケアマネジャーの視点
共同代表・菅原嘉奈(認知症リハビリテーション専門士)より:
「水分量が安定してくると、まず表情が変わります。
目がしっかり開き、会話のキャッチボールができるようになる方が多いのです。
水は、脳が本来持っている力を引き出すための『スイッチ』。
このスイッチが入って初めて、その後の脳トレや運動リハビリが真の効果を発揮します。」
最後に:一人で悩んでいるあなたへ
以前、わけのわからないことを叫んで暴れていた男性が、1週間しっかりと水を飲んだだけで、別人のように穏やかになり「ありがとう」と笑ってくれたことがありました。
特別なリハビリや高価なサプリメントを試す前に、まずは「お水」を見直してみてください。
「お茶が入りましたよ」
その一杯が、ご本人の脳を覚醒させ、ご家族の笑顔を取り戻すきっかけになるかもしれません。
水分補給は認知症改善の「土台」です。
しかし、水だけで全ての症状が消えるわけではありません。
「水は飲ませているけれど、他に何をすればいいかわからない……」
「低下した記憶力や判断力を、どうやって呼び戻せばいいの?」
そんな疑問をお持ちの方のために、リコケア コナーズでは、これまで培った改善メソッドを凝縮したPDF小冊子『認知症改善の教科書』を無料でプレゼントしています。

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