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2026.09.02

認知症で夜中起きてくる時の対応|家族の睡眠不足を防ぐ3つのケア

認知症で夜中起きてくる時の対応|家族の睡眠不足を防ぐ3つのケア

Last Updated on 2026年9月2日 by contact@konnors.net

認知症の方が夜中に起きてくる場合、無理にベッドへ連れ戻そうと説得するのではなく、「直後の安心対応」「寝室・生活環境の調整」「専門職との連携」という3つのケアを組み合わせることが大切です。

ご本人の不安や身体のサインを受け止めつつ、日中の過ごし方や環境を整え、日々の記録をもとに主治医やケアマネジャーと連携して介護者自身の睡眠を守りましょう。

この記事でわかること

  • 認知症の方が夜中に起きて家の中を歩き回る4つの根本理由
  • 起きてきた直後に安心感を与え、副交感神経を優位にするタイプ別ケア法
  • リコケアコナーズが実践する「光・水分・日中の過ごし方」の整え方
  • 介護者が限界を迎えないための睡眠記録メモの作り方と相談手順

※今の関わり方や生活環境が合っているか確認したい方は、記事後半で紹介している「家庭でできる認知症ケアの見直しチェックリスト」もあわせてご活用ください。

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認知症の方が夜中に起きてくる4つの理由|行動の裏にある「不安」と「身体のサイン」

認知症の方が夜中に起きてくる4つの理由|行動の裏にある「不安」と「身体のサイン」

夜中に突然起き出して家の中を歩き回ったり、外に出ようとしたりする行動には、ご本人なりの明確な理由や感覚のズレが存在しています。
頭ごなしに止めようとする前に、まずはどのような要因が重なっているのかを紐解いてみましょう。

1. 空間認識の低下と「暗闇」への恐怖・錯覚

認知症が進行すると、明暗の識別や空間の奥行きを認識する力が低下しやすくなります。

寝室や廊下が真っ暗な状態だと「自分が今どこにいるのか」「トイレがどちらにあるのか」が分からなくなり、強い不安や混乱から起き出してしまうケースが少なくありません。

暗がりにある家具の影が人影に見えるなど、錯覚が恐怖心を引き起こすこともあります。

2. 尿意・口の渇き・身体的な不快感

「トイレに行きたい」「喉が渇いた」「腰や膝が痛い」「体が冷える・暑い」といった身体の不快感を、ご自身でうまく言語化できない場合があります。

その不快感を解消しようと動いた結果が「夜間のうろうろ歩き」として表れることも多く、便秘や残尿感などは夜間の覚醒につながりやすい代表的な要因です。

3. 昼夜逆転と体内時計(睡眠リズム)の乱れ

脳の生体リズムを調整する機能が低下したり、日中の活動量が少なくなったりすると、昼夜のメリハリが崩れやすくなります。

日中にウトウトする時間が増えると夜間の眠気(睡眠圧)が弱まり、深夜に覚醒して「もう朝だから出勤しなければ」「朝ごはんを作らなければ」と動き出す原因になります。

4. 夕暮れ症候群から続く夜間の不安・不穏

夕方から夜にかけて不安感や焦燥感が増す「夕暮れ症候群」の影響が、深夜まで続いている場合もあります。

一日の疲労がピークに達する時間帯に薄暗さが重なることで心が不安定になり、夜間になっても気持ちの緊張が解けずに覚醒が続いてしまいます。

【ケア1:直後の対応】起きてきた時の接し方と副交感神経を優位にする個別ケア

【ケア1:直後の対応】起きてきた時の接し方と副交感神経を優位にする個別ケア

夜中に起こされた介護者側も疲労がたまっているため、つい強い口調で注意してしまいがちです。
しかし、否定的な言葉はご本人の交感神経を刺激して覚醒を長引かせてしまいます。

まずは安心感を与え、自律神経をリラックス(副交感神経優位)へ導く関わりを行いましょう。

焦って寝かせようとしない「初期対応の3ステップ」

  1. 表情と声のトーンを低く穏やかに整える
    ご本人の視界に入り、穏やかな表情とゆっくりとしたトーンで話しかけます。
    背後から突然声をかけると驚いて興奮しやすいため、必ず正面からゆっくり近づきます。
  2. 目的や言葉を否定せず、一度受け止める
    「何か探していますか?」「お腹が空きましたか?」と、ご本人の行動の動機をそのまま言葉にして共感を示します。
  3. 身体の不快感を一緒に確かめる
    「寒くないですか?」「トイレに行っておきましょうか?」と、起き上がった直接の引き金になりやすい身体感覚を優しく確認します。

家族がやりがちな対応と安心につながる対応例

場面やってしまいがちな対応(NG例)おすすめの対応(OK例)理由・ポイント
夜中に起きて部屋を出ようとする時「まだ夜中ですよ!早く寝てください!」とベッドへ押し戻す「起きてこられたんですね。何か気になりますか?」と一度隣に座る否定されると興奮が高まりやすくなります。一度受け止めることで安心感が生まれます。
「会社に行かなきゃ」と服を着替える時「もう定年したでしょ。仕事なんてないですよ」と指摘する「お仕事、お疲れ様です。出発の時間まで少し温かいお茶でも飲みませんか?」と誘うご本人の生きている時間軸を尊重しつつ、温かい飲み物などで別のリラックス行動へ誘導します。
部屋の中をうろうろ探し回っている時「何してるの!危ないから座って!」と強く制止する「何か大事なものを探していますか?一緒に探しましょうか」と寄り添う「叱られた」という感情だけが残りやすいため、味方である姿勢を示すことが落ち着きへの近道です。

【状態・タイプ別】副交感神経を優位にする家庭ケア一覧

夜間に起きてきたご本人の状態に合わせてケアを選択することで、無理なく心身の緊張を緩めやすくなります。

ご本人の様子・状態おすすめのケア期待できる変化・ポイント
表情がこわばり、イライラ・焦りが見える方耳のやさしいマッサージ自律神経が集まる耳周りを刺激し、短時間で緊張を緩めやすくする
不安そうにソワソワ歩き回る・落ち着かない方手のひら・背中のタッチング肌のやさしい触れ合いによる安心感を育み、落ち着きを促す
首や肩に力が入り、寒気や身体のこわばりがある方首元の温罨法(ホットタオル)太い血管と神経が集まる首後方を温め、血流とリラックスを促す
呼吸が浅く、何かをずっと探し続けている方1:2のゆったり呼吸・リズム声かけ息を吐く時間を長く誘導し、心拍と呼吸を穏やかに整える
口渇感がある・夜中に目が冴えてしまっている方少量の温かい白湯・麦茶内臓を内側から温め、消化管の動きとともに自然な入眠を促す

※全ての方に同じ効果を保証するものではありません。

家庭で簡単にできるリラクゼーションケアの実践手順

① 耳のマッサージ(耳引っ張り&もみほぐし)

耳には多くの副交感神経線維が分布しています。
やさしく刺激することで、頭部や首周りの緊張がほぐれやすくなります。

  • 適したタイプ:
    表情が険しい時、急な不安で緊張している時
  • 手順:
    1. 親指と人差し指で耳の上部をつまみ、斜め上へ3〜5秒ほど軽く引っ張る。
    2. 耳の中央をつまみ、横へやさしく引っ張る。
    3. 耳たぶをつまみ、下へやさしく引っ張る。
    4. 最後に手のひら全体で耳を包み込み、円を描くようにゆっくり回す。
  • ポイント:
    痛みを感じさせない優しい力加減で行います。
    触られるのを嫌がる場合は無理に行わず、すぐに中止してください。

② 手のひら・前腕のハンドタッチング

「手当て」という言葉通り、肌と肌の温かな触れ合いは強い安心感をもたらします。

  • 適したタイプ:
    不安から歩き回る方、介護者のそばを離れたがらない方
  • 手順:
    1. ご本人の手を両手で包み込み、手の温もりを伝える。
    2. 親指の腹を使い、手のひらの中央を円を描くように優しく圧迫する。
    3. 手首から指先に向かって、撫で下ろすようにさする。
  • ポイント:
    保湿クリームなどを使うと滑りが良くなり、心地よい刺激になります。

③ 首元・目元の温罨法(ホットタオル)

首の後ろには太い血管が集まっており、ここを温めることで全身の血行が促され、心地よい眠気へとつながりやすくなります。

  • 適したタイプ:
    身体が縮こまっている方、寒がりな方
  • 手順:
    1. 水で濡らして固く絞ったタオルを電子レンジで30〜40秒ほど温める(腕の内側で温度を必ず確認)。
    2. ビニール袋や乾いたタオルで包み、首の後ろに3〜5分ほど当てる。
  • ポイント:
    熱すぎると交感神経を刺激してしまうため、人肌より少し温かい程度(40℃前後)を目安にします。

④ 吐く息を意識したリズム声かけ(1:2呼吸)

呼吸は意識的に自律神経へ働きかけられる手段です。特に「息を吐く」動作の時に副交感神経が優位になります。

  • 適したタイプ:
    焦燥感から早口になっている方、呼吸が浅い方
  • 手順:
    1. 介護者が隣に座り、「ふぅーっと息を吐いてみましょう」と声をかける。
    2. 吸う時間の「倍の長さ」をかけて息を吐くリズムを、介護者が一緒に行いながら見せる。
    3. 呼吸のリズムに合わせて、背中を上から下へゆっくりさする。

⑤ 少量の温かい白湯・麦茶(胃腸の温め)

冷たい水は胃腸を刺激して覚醒を促しますが、温かい飲み物は内臓を内側から温めて心身をリラックスさせます。

  • 適したタイプ:
    喉の渇きを訴える方、目が冴えてしまっている方
  • 手順:
    50〜60℃前後の白湯やカフェインを含まない温かい麦茶・ほうじ茶を湯呑みに半分程度用意し、一口ずつゆっくり飲んでいただきます。

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👉 【関連記事】認知症の薬で症状が悪化?合わないサインの見分け方と主治医への相談法

【ケア2:生活・環境】夜間の覚醒を防ぐリコケアコナーズの整え方

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夜中の覚醒は、その場だけの問題ではなく「日中の過ごし方」や「夕方以降の環境」と密接に連動しています。

【夜間の安定した睡眠をつくる3つの連動サイクル】
1. 日中の覚醒レベル向上(朝日を浴びる・活動量を増やす)
2. 水分補給の時間配分(午前〜15時を中心にしっかり補給)
3. 夕方以降の光環境(暗闇への不安をなくす間接照明)

1. 寝室の光環境|真っ暗を避けて「足元灯・間接照明」を活用

認知症ケアにおいて、「寝室を完全な真っ暗にしない」ことは非常に有効な工夫です。

  • 足元灯の設置:
    ベッドサイドからトイレまでの動線に、眩しすぎない電球色のフットライトを設置します。
  • 間接照明で陰影を減らす:
    部屋全体をほんのり照らす間接照明を使うことで、家具の黒い影による錯覚や恐怖感を和らげます。
  • トイレの視認性を高める:
    トイレのドアを少し開けておく、あるいは入口に目印をつけるなど、迷わず行ける工夫を施します。

2. 水分の時間配分|午後〜夕方の水分バランス調整

「夜中にトイレに起きてほしくないから」と日中の水分を極端に減らすと、かえって脱水や便秘、不穏の原因になります。

  • 午前〜15時頃を中心にしっかり摂る:
    1日の目標水分量の大半を日中に摂取できるよう配慮します。
  • 夕食後〜就寝前は「適量・温かいもの」に:
    口の渇きを防ぐために少量の温かい飲み物で喉を潤す程度に調整します。
  • 利尿作用のある飲み物を控える:
    夕方以降はカフェインを含む緑茶やコーヒーを避け、麦茶やほうじ茶、白湯などを選びましょう。

3. 日中の覚醒レベル向上|朝日と適度な活動で体内時計をリセット

夜ぐっすり眠るための準備は、朝起きた瞬間から始まっています。

  • 起床時にカーテンを開けて朝日を浴びる:
    太陽光を浴びることで体内時計がリセットされ、夜間のメラトニン分泌が促されます。
  • 日中の「座りっぱなし・居眠り」を減らす:
    散歩や簡単な家事、デイサービスの利用などを通じて、日中に身体と頭を使う時間を作ります。
  • 昼寝は15時までに・30分以内を目安に:
    長時間の昼寝は夜間の眠気を低下させるため、適度な長さに留めましょう。

4. 寝室の温湿度管理|夜間の冷え・暑さによる中途覚醒を防ぐ

ご自身で体温調節や掛け布団の掛け直しが難しくなっている場合があります。

  • エアコンを活用した一定の温度管理:
    季節の変わり目や深夜の冷え込み・熱帯夜に対応できるよう、タイマーではなく連続運転で室温を一定(夏場26〜28℃、冬場18〜22℃目安)に保ちます。
  • 寝返りしやすい寝具選び:
    重すぎる布団を避け、身体を動かしやすい寝具や、はだけにくいパジャマを選びましょう。

【ケア3:記録・相談】家族が限界を迎える前の記録術と専門職連携

【ケア3:記録・相談】家族が限界を迎える前の記録術と専門職連携

夜中の度重なる覚醒への対応は、介護者自身の心身を激しく消耗させます。

「家族だけでなんとかしなければ」と抱え込まず、早めに専門職へ状況を共有することが不可欠です。

主治医・ケアマネジャーに客観的に伝わる「睡眠記録メモ」の作り方

主治医やケアマネジャーに相談する際、「毎晩大変なんです」という主観的な訴えだけでなく、具体的な記録があると状況の把握や適切な支援策の検討がスムーズになります。

記録項目記入例相談時に役立つ理由
起きた時間・回数午前1:30、午前3:45(計2回)おおよその時間でOK覚醒のパターンや睡眠周期の乱れを把握できる
直前の行動・様子もぞもぞと布団をめくり、トイレを探すように歩く尿意や身体的不快感の有無を推測しやすい
声かけ・ケアへの反応耳マッサージと白湯で落ち着き、20分後に就寝不安によるものか、単なる覚醒かを識別できる
寝室の環境・室温室温19℃、足元灯点灯環境要因(寒さや暗さ)の影響を特定できる

睡眠薬・処方薬との正しい向き合い方

夜間の覚醒が続く場合、医療機関での相談も大切になります。

  • 薬の調整は必ず医師・薬剤師の判断で:
    睡眠薬などの処方薬は、ご本人の状態に合わせて慎重に調整される領域です。
    家族の自己判断で量を増やしたり減らしたりすることは避けましょう。
  • 「日中の様子」もセットで観察する:
    薬の影響で日中に過度な眠気やふらつき、転倒リスクが生じていないかも含めて医師に報告することが重要です。
  • ケアプランの見直しを依頼:
    デイサービスの利用日数を増やして日中の活動量を確保するなど、生活全体の支援体制をケアマネジャーと一緒に再構築しましょう。

介護者の睡眠を守る「ショートステイ等のレスパイト活用」

介護者が睡眠不足で倒れてしまっては、在宅生活を続けることができなくなります。

  • 定期的な休息(レスパイトケア)の導入:
    月に数回でもショートステイを利用し、介護者が「朝までぐっすり眠れる夜」を確保することは非常に大切な選択です。
  • 限界を感じる前の一歩が大切:
    「まだ我慢できる」と思っている段階から、ショートステイの利用登録や見学を進めておきましょう。

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認知症の夜間対応に関するよくある質問(FAQ)

Q1. 「家に帰る」と夜中に外へ出ようとする時はどう止めればいいですか?

無理に身体を押さえつけたり鍵をかけたりすると、焦りから興奮が高まることがあります。

「お家に帰りたいんですね。外は暗くて冷えるので、明るくなるまで少し温かいお茶でも飲んで待っていきませんか?」などと受容し、安全な室内で気をそらす工夫をしてみましょう。

Q2. 睡眠薬を飲んでいるのに夜中起きてしまう場合、増やしてもいいですか?

ご家族の判断で内服量を変更することは大変危険です。

薬の種類や量が合っていない可能性や、別の身体的要因(痛みや便秘など)が隠れていることも考えられます。
記録メモを持参の上、必ず主治医や薬剤師へ相談し、適切な指示を受けてください。

Q3. 毎晩起こされて限界です。まずどこに相談すべきですか?

まずは担当の「ケアマネジャー」またはお近くの「地域包括支援センター」へご連絡ください。
ショートステイの緊急利用や日中・夜間対応サービスの導入など、介護者の休息を確保するための具体的なプランを一緒に考えてくれます。

Q4. 部屋の明かりをつけたまま寝かせても大丈夫ですか?

真っ暗にして不安が強まる場合は、薄暗い間接照明や足元灯をつけておくことをおすすめします。
ただし、昼間のような強い白色光は脳を覚醒させてしまうため、オレンジ色系の温かみのある間接照明や、直接目に入らないフットライトを選びましょう。

まとめ|1人で抱え込まず、環境調整と専門職への相談で睡眠を守ろう

認知症の方が夜中に起きてくる背景には、暗闇への恐怖、身体の違和感、生活リズムの乱れなど、様々なサインが隠れています。

  • 【ケア1】起きてきたら無理に寝かせようとせず、安心対応と副交感神経ケアを取り入れる
  • 【ケア2】真っ暗を避け、光・水分・日中の活動量など生活環境を整える
  • 【ケア3】記録をつけて主治医やケアマネジャーに相談し、介護者自身の睡眠を確保する

在宅介護において、ご家族がしっかり睡眠をとることは何よりも優先されるべき基盤です。
すべてをご家庭だけで解決しようとせず、専門職の力を借りながら一歩ずつ環境を整えていきましょう。

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※ご確認事項

本チェックリストは日頃のケア環境や観察ポイントを整理するためのものであり、薬の自己判断による変更・中止を勧めるものではありません。気になる症状や体調の変化がある場合は、必ずかかりつけ医・薬剤師・担当ケアマネジャーへご相談ください。

執筆・監修:リコケアコナーズ

  • 菅原 浩平(ケアマネジャー、介護福祉士)
  • 菅原 嘉奈(ケアマネジャー、介護福祉士、認知症リハビリテーション専門士)

筆者:contact@konnors.net

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