「親の物忘れがひどくなってきた」
「歩き方が急に小刻みになり、トイレの失敗も増えた」

ご家族がこのような症状に気づいたとき、多くの人が「ああ、いよいよ認知症が始まったんだ」と絶望してしまいます。
しかし、少し待ってください。その症状、もしかすると認知症ではなく、「正常圧水頭症(NPH)」かもしれません。

これは、手術によって「元通りに治る可能性がある」数少ない認知症類似疾患です。

1. 「歩行・認知・排尿」の3点セットがサイン

「歩行・認知・排尿」の3点セットがサイン

正常圧水頭症は、脳の髄液の流れが滞り、脳室が拡大して脳を内側から圧迫することで起こります。特徴的なのは、以下の3つの症状(ハキムの三徴)がセットで現れることです。

  • 歩行障害: 足が上がらず、すり足で歩く。ガニ股で幅広く歩くこともある。
  • 認知機能障害: 物忘れ、意欲の低下、ボーッとしている。
  • 排尿障害: トイレの失敗(尿失禁)、頻尿。

「最近、やけに転びやすくなったな」「表情が乏しくなったな」と感じたら、それは脳からのSOSかもしれません。

2. なぜ「認知症」と間違われるのか?

なぜ「認知症」と間違われるのか?

正常圧水頭症は、その認知機能の低下具合がアルツハイマー型認知症と非常に似ています。
そのため、多くの医療機関でも「典型的な認知症」として診断され、根本的な治療(シャント手術)の機会を逃してしまうことがあります。

ケアマネジャーや家族の視点として大切なのは、「進行のスピード」です。
アルツハイマーが数年かけてゆっくり進行するのに対し、正常圧水頭症は数ヶ月単位で、歩行障害や排尿障害が急激に悪化することがあります。

この「変化の速さ」を見抜けるかどうかが、その後の運命を分けるのです。

「脳の一部に問題があっても、他の部分がその機能を補う」……

そんな脳の不思議な力について知っていますか?
水頭症に限らず、脳には私たちが想像する以上の回復力が眠っています。

ミシェル・マックさんの衝撃的な事例とともに、脳の可能性についてこちらの記事もぜひ読んでみてください。
【2026年最新】認知症の新薬で症状は治る?「薬だけに頼らない」改善のために知っておくべき真実

3. 「治る」ための第一歩は、気づくこと

「治る」ための第一歩は、気づくこと

もし「正常圧水頭症かもしれない」と思ったら、迷わず脳神経外科や神経内科を受診してください。
CTやMRI検査を行えば、脳室が拡大しているかどうかがすぐに分かります。

もし診断が確定すれば、脳脊髄液を別の場所へ流す「シャント手術」を行うことで、驚くほど劇的に症状が改善するケースを、私たちは現場で何度も目の当たりにしてきました。

「一生介護が必要」だと思っていた日常が、手術一つで「自分で歩ける生活」に戻るのです。


病院の受診を検討すると同時に、今すぐご自宅で始めてほしいことがあります。
それは、脳のコンディションを整える「水分補給」です。水頭症であってもなくても、脳の老廃物を流すための土台作りは欠かせません。

具体的な「水の飲ませ方」はこちらで解説しています。
【2026年最新】認知症の周辺症状が水だけで改善?1日1.5Lが必要な理由と「無理なく飲める」専門家のコツ


私たちリコケア コナーズの視点

私たちの認知症改善メソッドは、生活習慣の改善を軸にしていますが、前提として「医学的に介入が必要な疾患(正常圧水頭症や慢性硬膜下血腫など)」を見逃さないことが大前提です。

ただ「認知症です」と受け入れるのではなく、「本当に認知症なのか?他に治る原因はないか?」と疑うこと。それが、ご本人を救うための最初のリハビリです。


認知機能の低下、一人で抱え込んでいませんか?

もし、「うちの親もこの症状に当てはまるかも…」と不安になったなら、まずは専門家に相談してください。

もちろん、水頭症だけが原因とは限りません。
しかし、どのような場合であっても、低下してしまった認知機能を呼び覚ますための「脳トレ」や「生活習慣の改善」は必要不可欠です。

私たちリコケア コナーズ公式LINEでは、PDF小冊子『認知症改善の教科書』を無料でプレゼントしています。
低下してしまった機能の種類ごとに、本当に有効な脳トレ方法を専門士の視点で解説しています。

https://lin.ee/tkyZBNy

水頭症の可能性を確認しつつ、並行して「脳の機能」そのものを鍛えていく。

それが、ご家族の笑顔を最も早く取り戻す道です。

[▶︎ コナーズ公式LINEに登録して「認知症改善の教科書」を受け取る]